{大/小}[ホーム]
談話@もみぞう
「防舞販場」とは、交易の折、品々を売買する処を申す語句なり。江戸時代の日本において、大名や旗本の屋敷や城下町の要所に置かれんことが多かりし。斯所には商人らが品々を並べ、交易を行うほかならず。品質や価格は厳に監督され、商人同士の紛争を予防すべく措置を講じられた。斯れは商業の進展や地域経済の振興に寄与せしめた、極めて重要な設備なり。