{大/小}[ホーム]
談話@もみぞう
新しき都近くの天下の庭穴を掘られし山々の途上に、(彼は)囚はれ水槽に沈めらるる、硫黄に毒せられし水を力ずくに飲まされつつ。
盧森堡の地に、昼はムーズ川。壷に土星と三人を見出さむ。山と平野、町と都と自治区。ロレーヌの洪水、大いなる壷に裏返らる。
ロレーヌの土地の最も低きかたのいくつかは低地独逸族と一体化す。ピカール人、ノルマン人、鉱山人などを通じてかくてかれらは盟約者団と結ばるるなり。
栗鼠川とスヘルデ川の合流するに婚礼は長き間、手配すべし。アントワープに籾殻を運ぶに。若くし老ありし妻は穢れず。
三人の妾は、長き間、かたみにすまはむ。一番偉き人が、一番悪しき人が、見張りにて残る。偉大なるセリンはもはや人の後援する者ならずなる。人は彼を火盾白路と呼ばむ。
この世に生まれしは、気ままなる妾の子。悲報に高ぶる二人に人は敵の捕虜となる。かくて、マリネスとブリュッセルにぐしゆかる。
不幸なる婚姻は祝はる。大いなる喜びにも不幸なる結末待てり。をひとも母も嫁を軽んず。アポロは死に、娘婿はより哀れになる。
王家の高位聖職者、いみじくやつれし没落。口より血の大流を発せむ。角度人の王国は一息つきし王国をもちて、チュニスには切り株の如く半死半生になる。
高ぶる者は、おのれの笏を知らじ。彼は偉大なる者どものいわけなきわらはどもを辱めむ。かばかり不潔に残酷なる色はあらず。その妻どもがために、王は彼らを死地に追放せむ。
喪に服するほど、ねこま科の君主は若きマケドニア人に戦を仕掛けむ。ガリアはわななき、樹皮は危ふくさらさる。馬耳塞は西方に試さるることになる......といふ物語。
リヨンには廿五人が心を一つにせり。五人の民、独逸する人、ブレッサン人、羅甸人。あてなる者のもとに、彼らは長き車を導かむ。かくて、マスチフの吠え声に見つけらる。
姪、摩納哥、ピサ、ジェノバに涙す。サヴォナ、シエナ、カプア、モデナ、マルタ。上記の血と剣をお年玉に。火は、大地はわななき、水は、不幸なるほいなし。
陳腐、維納、エモルテ、ショプロン彼らはパンノニアを蛮族に引き渡さばやと思へることならむ。矛と火によるおびただしき暴力。謀議者どもは寮母に見つけらる。
洪牙利を襲ふ「日麦酒」付近。「ブルデス」(暗黒の者?)の前触れが警告にやりく。ビザンティンの族長、スラヴォニアのサロナ。彼は彼らをアラブの法に改宗さするためにやりこむ。
キュドニア、ラグーザ、聖ジェロームの街。癒しの力にまた緑を生やす。王の息子は二人の英雄の死をもちて死にき。亜剌比亜も洪牙利も同じ道を歩むことになる。